SADDLE STOOL
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技術の詰まった、小さな逸品
コンパクトなサイズの中にも、木工の技術をたっぷり楽しんでいただけるスツールです。特徴的なジョイント部分は飾りではなく、丈夫にするために手間をかけた伝統的な工法。一生モノの道具として、味のある古い道具になるまで末長くご愛用いただける、当工房でできることを全部やったスツールです。
W560 × D320 × H460
※上から
オーク
ウォールナット
チェリー
おもてなし
玄関にスツールというと、靴を脱ぎ履きするときに使えるのはもちろんですが、昔の日本の家の縁側でのコミュニケーションのように、「家に上がってもらうほどではないけれど、お客様にちょっと腰掛けてもらって世間話に花を咲かせる」ような、訪ねて来てくれたお客様への心遣いとして、玄関にスツールを置いてみてはどうでしょうか。
お客様に座っていただくに相応しい造りと、話の種になるような面白さを持ったスツールです。
相棒感あります
玄関以外にも、もちろんダイニングや、書斎、一人暮らしのお部屋、趣味の空間など、どこでもお使いいただけます。非常に存在感のある一脚ですが、座るための道具として作られたこのスツールは、どんな場所にもフィットします。また、非対称な形がどことなく犬や馬のようで、なんといいますか、相棒感があります。
スタッキングも可能です。樹種違いで揃えていただくのも楽しいですし、来客用に同じ樹種を数脚用意しておくのもおすすめです。
良い材料の、良い部分で
杉やヒノキなどの建築材料になる針葉樹と比べて硬く、強度もある広葉樹の無垢材を使用しています。成長に時間がかかり、貴重で、価格も高価な材料です。
しかし非常に美しく、いつまでも撫で回したり眺めたりしていたい、魅力的で、また使い込んで年月が経つにつれて味わいを増していく本物の素材です。この広葉樹の、更に厳選した良い部分のみを使って制作しています。
主に北米産のウォールナット、チェリー、オークの三種類をご用意しております。
ポコポコした、思わず触りたくなる座面
「外丸鉋」という、カマボコのような形状の鉋を使用し、あえて刃物で削った痕跡をそのまま残した、職人のハンドメイドだということが一目でわかる仕上げです。
サンドペーパーで仕上げるよりも技術を要する仕上げですが、美しい無垢材の魅力を引き出すため、この仕上げにこだわりました。光が反射すると、良い感じに光ります。(直射日光に当たりっぱなしの状態は木材の劣化を早めますので、極力お避けください)
木組み
非対称な形状だからこそ、木工のキモともいえる木組みの種類を楽しめます。
前脚と幕板は「通しホゾ割くさび」という、切れ目の入った貫通したほぞにくさびを打ち込んで固定した強固な仕口で、見た目のアクセントにもなっています。
後脚と座面は、「組み継ぎ」と呼んでいます。互い違いに加工した部材を隙間なくぴったりと組み、更に横から木ネジを打ち込み、同じ木から作った木栓で蓋をしてあります。見た目にも木材の表面と木口の色の違いが交互に現れた、頑丈な作りです。
強度アップとスタッキング時のストッパーを兼ねる、前後の脚を繋ぐ貫は、無垢材を削り出し、美しくカーブした形状です。
オーク
ウォールナット
チェリー
オーク
ウォールナット
チェリー
54,000
55,000
52,000
※全て税込・送料無料
W560 × D320 × H460